東京五輪1964年記念
日本及びアジア地域で初めて開催されたオリンピックです。歴史的には、第二次世界大戦で敗戦し急速な復活を遂げた日本が、再び国際社会の中心に復帰するシンボル的な意味を持った大会です。
また、1940年代から1960年代にかけてヨーロッパ諸国やアメリカによる植民地支配を破り、次々と独立を成し遂げたアジアやアフリカ諸国による初出場が相次ぎ、過去最高の出場国数となりました。
日本にもたらした影響といえば、東京オリンピック開催を契機に競技施設や日本国内の交通網の整備に多額の建設投資が行なわれ、競技や施設を見る旅行需要が喚起され、カラー放送を見るためのテレビ購入の飛躍的増加などの消費も増えたため、日本経済に「オリンピック景気」といわれる好景気をもたらしました。
東京オリンピック記念メダルは、金・銀・銅メダル 3種セットです。 金メダルはK18・重さ7.2g、銀メダルはSilver 925・重さ18.6g、銅メダルは丹銅・重さ15.4g。デザイン・亀倉雄策 氏です。