沖縄国際海洋博覧会(EXPO’75)記念 記念メダル
沖縄国際海洋博覧会(EXPO’75)記念 記念メダルの詳細
沖縄国際海洋博覧会(EXPO'75)記念とは?
沖縄国際海洋博覧会(おきなわこくさいかいようはくらんかい)は、沖縄県の本土復帰記念事業として沖縄県国頭郡本部町で183日間の会期(1975年7月20日 – 1976年1月18日)をもって行われた国際博覧会(特別博)で略称は「沖縄海洋博」「海洋博」などです。 「海-その望ましい未来」を統一テーマとし、日本を含む36か国と三つの国際機関が参加しました。 会場規模は、100万m2(うち陸域75万m2、海域25万m2)。期間中は県内の至る所に「めんそーれ沖縄」と書かれた歓迎の垂れ幕類が立ってました。 博覧会会場は海岸沿いの非常に細長い敷地であったため、会場内のアクセス向上策としてKRTやCVSなどの新交通システムが日本で初めて試験的に導入されました。 海洋博開催によって、沖縄県の列島改造というべき開発が劇的に進み、現在の沖縄自動車道の一部開業や各国道の拡幅などが開催期間に向けて急ピッチで進められたほか、 ホテル日航那覇グランドキャッスルや、沖縄ハーバービューホテルなどの大型ホテル、ゼファー那覇タワーなどの観光施設はすべてこれにあわせて建設されました。(wikipedia) 公式記念メダルは、金・銀・銅の3枚セットです。金メダルは、進貢船(しんこうせん)、銀メダルは、ふえやっこだい、銅メダルはシーサーです。 共通面には、EXPO’75のシンボル、アクアポリスがデザインされています。 14.5世紀沖縄の海洋進出は著しいものがありましたが、そのチャンピオンとして貿易外交に活躍したのが進貢船(しんこうせん)です。 この船は100トン級の大型帆船で中国の造船技術を導入して沖縄独自で建造されたと言われています。 この船についての現存する資料はほとんど無く、メダルの制作にあたっては、沖縄県立博物館の所蔵する進貢船の図を参考にしています。 荒波を縦横に駆け回ったこの船は、今なお沖縄の誇りとなっています。 アクアポリスとは、海上都市という意味で、沖縄海洋博のテーマ「海-その望ましい未来」を集約的に表現するシンボルです。 縦横約100メートル、海面からの高さ約30メートル。海に浮かぶ巨大な未来都市です。このアクアポリスは、現在の海洋技術の粋を集めた世界で初めての海上都市モデルとなりました。