ソブリン金貨(イギリス)0.2354oz
ソブリン金貨(イギリス)0.2354ozの詳細
ソブリン金貨(イギリス)とは?
ソブリン金貨(ソブリンきんか、Sovereign)とは、イギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨の名称です。日本語標記としては「ソベリン」「ソヴァリン」「ソボレン」など訳者により様々な標記が使われています。15世紀後期に初めてこの名称の金貨が登場しましたが、通常は19世紀前期の金本位制施行により登場した新しい金貨のことをいいます。 イギリスが金本位制を採用した1816年貨幣法(55 GeorgeIII.c.68)で新しい本位金貨が制定され、これをソブリンと名づけ1817年から鋳造されました。鋳造開始は1817年でしたが、実際に紙幣との兌換が開始されたのは1822年です。 この金貨は唯一の無制限法貨として、1917年まで国内流通用の本位貨幣として発行されています。 新しいソブリン金貨は、表は国王の横顔でしたが、裏にはセントジョージが竜を退治している図案が描かれ、以後この図案がソブリン金貨の代表的な図案となりました。この他の図案として、楯に描かれた紋章の図案のコインも鋳造されていた時期があります。なお、当時のイギリス硬貨にはこの金貨を含め、ほとんどの硬貨に額面表示は無く、その大きさと重量で額面を表しています。(wikipedia)